CATEGORYすんき

「すんき」とは、木曽の伝統野菜である赤かぶの葉と茎を、塩を使わず乳酸発酵させてつくる漬物です。約三百年前の文献にも記録されている木曽の伝統食で、国内でも極めて珍しい「無塩の乳酸発酵漬物」です。現在もつくられている無塩の漬物は、海外を探しても中国の「酸菜」、ネパールの「グンドラック」が存在する程度です。


標高3,067mの御嶽山の東側に位置する木曽は海から遠く、昔から「米は貸しても塩貸すな」と言われるほど塩が貴重でした。山深く厳しい木曽の冬を生き抜くため、塩を一切使わず乳酸発酵させることで保存性を高めた「すんき」は、冬の保存食として代々受け継がれ、長い歴史の中で唯一無二の食文化となっています。


地元では、お漬物としてそのまま食べることはもちろんのこと、味噌汁の具材にした「すんき汁」、かけそばに入れる「すんきそば」として広く食べられてきました。また塩を使っていない「すんき」は健康食としても見直され、新しいメニューづくりや各家庭ならではの食べ方の発掘など、さまざまな活動が木曽全体で行われています。


近年「すんき」の乳酸菌には、さまざまな健康効果を期待できることが研究により明らかになり、「すんき」の乳酸菌に着目した製品づくりなども行われています。健康志向の高まりとともに、メディアをはじめ多くの皆さまから、お問合せの声を頂いております。ぜひ一度、木曽が誇るパワーフード「すんき」をご賞味ください。


2017年「すんき」は、地域の特産品をブランドとして農林水産省が保護する「地理的表示(GI)保護制度」に登録されました。

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